☆The Ivory Hunter トロンボーンのはずがBob Brookmeyerがピアノを弾く

マイルスデービスの声、、、すごくドスが利いてて、いつも思い出すのは映画プレデター2の中に出てくるマフィアのボス・・その人も不気味で、サイコロ振って未来を当てることが出来、いつものようにサイコロ振ってるとプレデター登場。実際には負けるんだけど、この人ならエイリアンにでも勝てるかもとの迫力満点だった。、マイルスデービスもたとえエイリアンとマイルスが出会っても、マイルスのその迫力にエイリアンが逃げるんじゃないかと思うぐらいの威圧感、、独特の雰囲気がある。そのエバンス短期間で夢にまでみた、マイルスとのバンド活動をやめてしまう。麻薬の為、休養との説もあるが、今でもアメリカ社会に根深い人種差別の深さ、アメリカに住んでひしひしと感じる中で、50年代黒人と一緒でなおかつ黒人が偉大でリーダーだと、逆差別でとても耐えられるとも思えない。やっぱり早期に去ってしまうのは頷ける。で離れたらまた、世紀のJAZZ大スターマイルスからアルバム作るから来な。と鋭い声で言われたら、、NOはありえない。また音楽的想像でも是非との気持ちもあったと思う。そのカインドオブブルーの録音が1959年3月2日。(と4月22)
ちょっと前置きが長くなったけど、このアルバムの録音は3月12日。。。マイルスとの録音。。。素晴らしかったけど。。。ああ疲れた。。精も根も尽きた。。。。と思ってるとニューヨークに来た時からの親友、ブルックマイヤーからレコード作るから来てよ。。うんうん行く行く。。。トロンボーンのアルバム作るつもりが、一台のピアノで2人で4handsでwhispering --Groving highを弾くとうんいい。なんとその悪乗りBLUE NOTEが真に受けて、翌日録音。。。エバンスにしてもまだ有名ではなくサイドマンとしての仕事の一つ。。。日本人の有名なミュージシャンの人でも若い頃アルバイト スタジオミュージシャンで演歌やカワイコちゃん歌手のバックやってる。。。なんて愛嬌。。
が、このCD。
でもブルックマイヤーさん、後年エバンスがこんなに偉大なピアニストになってアマチアに付き合ってもらって感謝と冷や汗かきながらインタビューに答えてる。