トルーマン カポーティの眠る蜂 A sleeping bee

SACDの音色にはまってしまい、普通のCDでは満足できなくてビルエヴァンスのSACDばかり聞いています。
今月はアメリカの東海岸へ出張で、帰って来たらまたもう一度クリーブランドへ出張。それでニューヨークから今晩帰るともう11月は終わりです。事務所は今月は半日しかいなかった。その間ずっと、Sleeping Bee. 眠る蜂ってどんなだろうと考えていた。
村上春樹が訳してる「ティファニーで朝食を」のトルーマン カポーティの短編、A house of flowerから。

娼婦の少女がいる。お客も沢山ついて娼婦館ではno1だし、なんでも好きな物買えるし、周りの人からも慕われている何不自由もない生活。でも彼女には一つだけ疑問がある。それは愛とは何かと言う事。あのいつも来てくれるアメリカ人の事を愛と言うのだろうか?
彼女はブーデュー教の呪術師に訊いてみる。どうすれば愛を見つけることができるのか?蜂を捕まえて手のひらで蜂を握ってみて刺されなければ、それは愛だと。。。。
そしてSleeping Beeを見つける。
素敵な話だ。
そんなSleeping beeの曲が入ったビルエヴァンスのアルバムは下記。作曲はオーバー ザ レインボーを作曲したハロルド アーレン。ちなみにニューヨーク5番街のティファニーには朝食ができるスペースはないので、ご承知おきを。

トリオ’64

トリオ’64

  • アーティスト: ビル・エヴァンス,ゲイリー・ピーコック,ポール・モチアン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2012/07/25
  • メディア: CD
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ティファニーで朝食を (新潮文庫)

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