ビルエヴァンス と キースジャレットの静寂Dannyboy

久しぶりにキースジャレットのケルンコンサートを聴いた。SACDはなくてSHMだけだけれど凄い音に感動した。
ゴルフでゾーンに入るて言葉がある。自分の実力の最大または実力を越えて二度と出来ないプレーが出来ること。ゴルフは今100を切るぐらいで別に上手くないのだけれど、パープレイで回ったことがある。風邪をこじらせていて3日間自宅で寝ていた。土曜のゴルフコンペは当然休もうと思ったのだけだけれど、どうしても人数合わせで出て欲しいと言われ、回復も幾分したし途中でダメならやめればいいと思ってプレーした。パー4はいつも2オン狙って失敗する。体調が悪いので軽く3オンすればいいと思うと不思議に1パットのパーだったりする。ほとんど無欲でやると2オンで玉がないとおもったら直接入ってイーグル。結果はパープレイ。後にも先にもたった一度のパープレイ。
ケルンコンサートの時、キースの体調は最悪だった。背中の痛み、激痛が走りコルセットを巻いていた。しかも、ピアノはその日到着せず、仕方なく会場に置いてあるペダルの壊れたピアノを使った。メインのオペラの公演が終わった真夜中演奏が始まる。しかしながら、このライブアルバムが彼のベストで伝説の唯一無二のものとなる。
ビルエヴァンスはご存知のラファロの自動車事故死の後随分演奏をやめていた。それをプロデューサーのキープニュースが無理やり引っ張り出してエヴァンスに弾かせた。ほとんどふらふらで弾いたダニーボーイが最高で素晴らしい。
アルバムにするだけの曲を録音せず、後年他のライブをプラスして発売されたCDがtime remembered。キースジャレットも2002 東京ソロでダニーボーイやっている。