まだビルエヴァンスが有名でない頃、２人のギターリストのアルバムに出演していた

まだ、ビルエヴァンスがMiles DavisのKind of Blueにも参加していない頃、一部のジャズファンは別として、まったく売れていなかった。１９５５年の初アルバムNew Jazz Conceptionは数百枚しか売れていなかった。そのその頃2枚のギターリストアルバムに参加している。
1枚目は　Dick Garcia/Message from Garcia
なんて素敵なジャケットだろう。横になって、電話をしている物憂げな女性。このジャケットだけで買ってしまいそうなアルバム。当初は安価で売ってたんだけど、とうとう高価になってしまって残念。私のようなビルエヴァンスのアルバムを全て買ってしまって、まだ聴きたいなんてマニアじゃないと買わないから、たぶんしばらく再発されないんじゃないかと思う。
2枚目　Joe Puma/Trio and quartet
こちらの方は地味。まだ売れ残っているので、今日の時点ではそれほど高価になっていない。でも時間の問題だから、マニアなか買っておくべし。。
そんでももって、Dick Garciaはジャケットの魅力はおいても、ちょっと高いからと思われる方は、
Bill Evans / Sideman yearsがある。
上記2枚のアルバムでビルエバンスが弾いている曲だけを抜粋しているアルバムで、本当にビルの演奏だけが目的なら、このSideman yearsで全てが揃います。
二枚が続いて聴けるので同じギターリストに思えます。