Bill Evans The Secret Sessions Disk6 ハードボイルド45)

Bill Evans The Secret Sessions Disk6

いよいよ1968年。あと3枚。

フィーリージョー
ジャックデジョネット
そして
マーティモレルの三代ドラムが聴ける。いいね。特にジャックデジョネットはお城のモントルー以外では珍しいのでその比較にもってこい。最近発売のThe lost sessions from Black Forestもあるが。
それと数年前発売のTop of the gate。
スタジオ Alone ソロの最高峰。

ディスク: 6
1. Beautiful Love 1-3 February 4 1968 Bass Eddie Gomez Drum Philly Joe Jones1968年になってもフィーリージョーは続きます。当然ですが、そろそろエディゴメスも負けていません。
2. Waltz For Debbie 今回は3人で頑張ってる。デビーはいつ聴いても新鮮。
3. I Fall In Love Too Easily しっとりとした演奏。エヴァンスのピアノの聴かせどころ満載。
4. My Man's Gone Now 4-7 August 23 1968 Bass Eddie Gomez Drum Jack DeJohnette いよいよジャックデジョネット登場。もっといて欲しかったのだけれどマイルスデービスのこいの一言で引き抜かれる。フィーリージョーとは違ったドラムの凄さ。雰囲気が一瞬にして変わる。
5. Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me)本当にジョネットはドラムを叩くために生まれたかのように。上手い。。
6. Polka Dots And Moonbeams 水玉模様のパグ鼻の女の子を目を閉じて想像してみる。
7. Emily エヴァンスのソロからジョネットのシンバルが絡む。。。
8. Ev'rything I Love 8-10 September 15 1968 Bass Eddie Gomez Drum John Dentz これも珍しい。延々エヴァンスの華麗なフレーズが続く。まさしく至福の時。ゴメスのベースが珍しくいいね〜。
9. Someday My Prince Will Come リズムがピンポン玉のようにピアノとドラムとベースから溢れ出てくる。
10. The Shadow Of Your Smile
11. A Sleepin' Bee 11-12 December 13 1968 Bass Eddie Gomez Drum Marty Morell もう12月。三位一体。マーティモレルはエヴァンスのドラムと言える。
12. Blue In Green ジョネットからモレルに代わるだけで雰囲気が変化する。
13. For Heaven's Sake 13-14 December 22 1968 Bass Eddie Gomez Drum Marty Morell エヴァンスのソロから始まる。悪い意味ではないが、フィーリージョーのようにスローナンバーにちょっかいはない。このライブに片隅でいいから座っていたい。。
14. Love Is Here To Stay 愛はそこに。

Secret Sessions

Secret Sessions

ハードボイルド45)
その絵はひっそりと壁に描かれていた。それはシャガールにも似てないし、マックスフィールドパリッシュでもない。不思議な壁画だった。ピカソだと言ったら人は笑うだろうか?
テーマは平和だよ。と神父は言った。
1952年彼はニューヨークの国連本部ビルのために平和を描いた。晩年まで彼は平和を願い、描き続けた。絵のタッチはパリッシュやシャガールに似ている。しかしゲルニカとのタッチは違っていても、心はピカソだ。
たった週に一度の宗教の授業でいつも眠っていた人間に何をお望みですか?または何をすべきなのですか?
まあいい。座れ。そしてポルチナリの絵をしばらく眺めていたらいい。
そしては壁画をしばらく眺めて過ごした。
平和とミキが消えないように。