予感のアルバム ニュージャズコンセプション

何年か前の話。この話書いたかな?
クリスマスも終わった年の暮れ。アトランタ。。ある内輪のパーティに招かれた。そこでみんな一人づつ芸をしなくてはならいことになって、各々が披露した。
その家族は音楽が好きで当然ピアノ、バイオリン、サックス、アコスティックギター、エレキギター。。。。そう言えばトシさん。何かやってよエヴァンスのピアノ。。と言われる。ずっと前にエヴァンスの曲を弾いたのを覚えている人がいたから。、
随分my fioolish heartなんか弾いてないから半分も弾けないだろう。結局手にしたのはエレキギター。フェンダーのテレキャスター。もう一人の人にブルースコードを弾いてもらって、ブルースのアドリブを歌いながら弾いた。なんで弾けるの????家にはギターないし?と長くからの血の繋がりのある知人にびっくりされた。そうだよ。17歳の君が産まれるより前から触ってない。何故そんなに長く弾いてないのぬ弾けるの?それはブルースは心の中で弾くから。流して弾けるから。エヴァンスの曲はピアノは心だけでは弾けない。毎日練習ないと弾けない。


エヴァンスの第1作 ニュージャズコンセプションはあまり聴かない。なんでなんだろうか??
1 エヴァンスらしくない?
知らないと、例えばラジオでこのアルバムがかかっていても、エヴァンスとわからない。
何故。。。?
ブルースコードに逃げてるところがあるから。。????なんか流して弾いてる感じ。
2 録音が良くない。これもあるな。
でもいい曲もあって
Easy Livingなんか将来のエヴァンスの耽美的ピアノの片鱗が見える。いいな。こんな感じには弾けないな。絵つくしいコードと溜めた甘い旋律。将来を感じさせます。そし荒削りなSpeak low もいい。。まだ未完成のままのWaltz for Debbyはもうすぐバンガードで開花する。

ニュー・ジャズ・コンセプションズ+1

ニュー・ジャズ・コンセプションズ+1