Lucy Reed ルシー リード

The singing Reed
偶然買った事を除いて、今彼女のCDを持っている人の99%、100%がビルエバンスがピアノを弾いているからだろう。
ビルエバンスが自分の初めてのアルバム New Jazz Conception(1955年9月録音)の1年前の録音となる。ビルが編曲。
かくして、ジャズ史の中でビルエバンスがピアノを弾いた録音の最初の女性ジャズ歌手の称号(Very Earlyは除く)をつけられることとなる。
リーダー作は2作。クラシカル エレガンスの言葉にぴったりの女性。
ピータベッティンガーによるとビルはシカゴの陸軍の兵役時代に夜な夜な兵舎を抜け出し、ルシーリードを聴きに行っていたらしい。ジョージラッセルの
妻とルーシーは友達で、ルーシーが親しくしている(?)ビルエバンスをジョージラッセルに紹介した。この本はビルエバンスに書かれた本としてすばらしい。しかし
もっとまともな英語を出来る人が、この本の日本語版翻訳にたずさっていればと残念である。


Singing Reed

Singing Reed