もしビルエバンスの曲が100年後クラッシックとして残ってドビッシーと一緒に演奏されたら。。

私と同じように長くビルエバンスが好きで、もうほとんどのアルバムを聴いてしまって、たとえ発掘された新しいライブ盤が出てもああこれいいけどあのライブCDの10日後の演奏だから、ほぼ同じ。ああどうしたらいいんだろう、もう二度とと彼の新しいのは出ない。。。と悩んでいる人がいるのなら、このCD薦めます。
jean-yves thibaudet ジャン=イヴ・ティボーデ
Conversation with bill evans
フランス リヨン出身のバリバリのクラッシックのピアニスト。
他のアルバムはラベルを弾いたりしています。
このプロジェックのために、ビルエバンスの曲を正確に譜面に採譜し、一流クラシックピアニスト ティボーデが忠実に演奏します。
ピアノのタッチの美しさ。。技術力はティボーデの方が数段上です。このピアノ久しぶりに聴くと、アルファー波が出ていて、気持ちよくなります。これはアメリカ国内、特に東海岸ー西海岸への出張時4,5時間の飛行機の中で眠る間には最適です。
でもね、例えばはこのCDたとえば、Here's that rainy dayを聴いた後、これを採譜したんだと思うけど、ビルエバンスのアルバムAloneのHere's that rainy dayを聴いってみると、断然ビルエバンスの方が数段も素晴らしい。。。
これは何故なんだろうか。。。技術よりも、ジャズはハートの部分が大きいんだろうと思う。キース ジャレットのケルンコンサートの譜面を持っているけれど、私が例えプロの有名なピアニストで会ったとしても、決してキースがドイツのケルンで弾いた雰囲気には近づけないんだろうと思う。
このCDを久しぶりに聴くと眠ってしまって夢をみた。
なんだか、、、世界は原子爆弾で街は破壊され、電子戦争で、全ての磁気が消えてしまい。。。従ってテープもCDもDVDもだめになって、、、音楽は譜面だけがわずかに残り、このCDの譜面も残る100年後。ピアニストがこの譜面を弾くが、、、ある日核シェルターからビルエバンスのレコード(レコードは磁気じゃなく溝を掘って音が出る)が見つかって、その音の素晴らしい音の違いを人々は聴く。。。


Conversations With Bill Evans

Conversations With Bill Evans

アローン+2

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