Bill Evans THEME FROM VIP's and other great songs

このアルバム 1枚まともに聴いたのは今回初めてです。もしもこれは1963年のレイモン ルフェーヴル楽団のアルバムと説明してもそう思うだろうし、シバの女王が一曲挿入されていても多分違和感ないと思う。と言いながら、彼はよく弾く酒とバラの日々は気づいたが、On the Green Dolphin Streetは軽音楽過ぎてぼーとして聞き逃してしまった。
60年代初頭のビルエバンスは経済的に逼迫し色々なアルバムを出したし、経済的理由の一つである麻薬の打ち過ぎで、右手が完全に麻痺し、伝説の左手だけのライブを行っていた。目をそらして聴いている分には、何処もおかしいところはなく、完璧に弾きこなした。
THEME FROM VIP's and other great songsを出す時に、自分の母が方の名前で出そうかと悩んだそうです。でも売れ筋を狙って1曲3分以内で
作っていつでもシングルに出来るようにとかやったようで、1963年ならいい線行っていて、販売も好調、一挙に借金も返したそうです。
時代としてはいいのでしょう。

レイモン ルフェーヴル楽団のシバの女王やポールモーリヤが好きな人はお勧め。それ以外のピアノトリオ好きな人はやめたほうがいい、と言ってもエバンス好きは買ってしまいます。アレンジャーはクラウス オガーマン

Plays Theme From Vips & Other Great Songs (Reis)

Plays Theme From Vips & Other Great Songs (Reis)

On Green Dolphin Street

On Green Dolphin Street