Nirvana ニルヴァーナ　ビルエバンス＆ハービーマンの最高傑作が火事で露と消える。。残念。

頼まれ事で、書いたＥメールそのままにしておくのもと思ってはてなダイヤリーに入れ始めたら、面白くなってきたが、それももう少しで全てなくなる。この後は毎日じゃなくて、ゆっくり入れていくか。と言っても誰も見て貰うわけでもなく、ジャズの、ビルエバンスの専門家の人にとっては、周知の事を書き並べているだけ。価値のあるものじゃない。自分の仕事とは全く関係のないことをたまには書いてみるものもいい。

この作品は１９６１−２年の頃のもので、まだビートルズも出てきていない。フルートのハービーマンのアルバムにビルエバンス、スコットラファロ亡き後（６１年7月）入ったばかりのベース　チャックイスラエル、そしてポールモチアンを加えてのアルバム。なぜだか、ビルエバンスのRIVERSIDEからではなくハービマンのレーベルから出ている。たぶんまだ、エバンスよりもマンの方が有名であったからか。なんと言っても、すごいのはビルエバンスがエリック　サティーのジムノぺティーを弾いていること、エバンス　ファンにはよだれ物の企画。コールポーターのI love youも入っていて歴史に残る名盤間違いなし。しかしＣＤ化がなかなかされなかった理由は、残念ながらある。音。。。。海賊版のような音の悪さ。とても正規にスタジオ録音されたものと思えない悪さ。オリジナルが火事で消失してしまった不運。リマスターされて、随分改善されているとは言うものの、まだまだ悪い。もし音が悪くなければ、、きっとビルエバンスの名盤の１０番目の中には入っていたはず。

１９６９年のWhat's new ?ではもう一人のフルート奏者Jeremy Steigとエバンスは共演していますが、What's newの動に対してこのNirvanaは静です。ＣＤに書いてあるとおり、まさしく SLEEPERS COME AND SLEEPERS GO