世界のメゾソプラノAnne Sofie Von Otterが Brad Mehldauのピアノでビルエヴァンスの曲を唄う。ハードボイルド34

スウェーデン外交官の娘として生まれ、ドイツ ボン イギリス ロンドンで育つ。世界的メゾソプラノ歌手。嫉妬してしまうご経歴。メルドウのCDを眺めているとセンスの良いおばさまのお姿を見つけた。きっと60年間良い人生歩んできたんだ。とCDを聴くと良いです。
ビルエヴァンスの2曲。
What are you doing for the rest of your life ?
Some other time
クラッシックの人なのにポールマッカートニーのBlckbirdがまた良い。
Brad Melhdauさんは早弾きはせずしっとりピアノを弾いている。
エヴァンスがまだ生きていてアンヌ ゾフィーと共演していたら、どんな風に弾いたんだろうか？題名も正しくLove songs。
素敵です。
それだけじゃない。映画バクダットカフェ主題歌には心に震えがきた。

Love Songs

What Are You Doing the Rest of Your Life

Some Other Time : The Lost Session From The Black Forest

ハードボイルド34)
ブラジルでは、美しい女性が通りかかると、バスを止め窓からバスの運転手はその女性を口説き始める。それを乗客は誰も咎めず口説くのが終わるまで辛抱強く待っている。そんな嘘のような話。事実だと知人のブラジル人は言う。
ラテンアメリカの文学は奇想天外なストーリーが多い。
電話の声。ダルトン テレビザン。こんな作家の名前は誰も知らない。
ストーリーは素敵だ。
電話がなり、返事をすると知らない女性からだった。そのハスキーな声の若い女性の声。間違いの電話だったけれども、その彼女と何故だか話し込んでしまった。
次の日から彼女から電話がかかってくるようになった。楽しい話に彼女に惹かれてしまったが、名前も教えてくない。何処かであった人なんだろうか？そんな日々が続く。
ある日、勤めている会社のカフェでコーヒーを飲んでいると。私を見つめる素敵な女性がいた。彼女の方へ行き話をすると電話の声の通りのハスキーな声。電話してきてるのは君？と質問しても首を振るばかり。きっと恥ずかしいのか。デートの約束を取り付ける。それから当然彼女からは電話がかかってこなかった。モーレツにアッタクして数ヶ月結婚式。彼女とのハネムーン旅行から帰ると、電話のがなる。ハーイ。元気だった？私ね数ヶ月外国へ行って電話できなかったの。。
インターネットも携帯もない頃の小説。